来年の手帳に、「好機」と「天中殺」の印を入れました。
「好機」は、種蒔きに適した日取りで、人によって回数も違います。新ビジネスのリリース・値上げ・登記・事業承継・HP公開・新しい名刺の配り始めなどなど、この日取りを活用すると、自分の想像を越えた実りに繋がります。
「天中殺」は、新しいスタートを切ってはいけない日取りです。悪いことが起きると思っている方が多いですが、そうではなく、自滅行動をとりやすいのです。「とにかく余計なことはしないでください」と、クライアントにアドバイスしています。
焦りや不足感から、新しいビジネスに手を出して大コケしたり、投資に手を出して大損したり。「魔が差す」とはよく言ったもので、平常心の自分だったらしないような言動をしてしまうのですね。むしろ天中殺の時こそ、余計なことをやりたくなってしまいます。そんな心持ちなので、事故も起こしやすいです。
中小企業の社運は、社長の運気とイコールです。「なんだか思うように事が進まないな」と感じた時に、強引に事を進めるのか、立ち止まり、撤退をするのか。ここが運命の分かれ道です。
昨今では、「成功は運によるものが大きい」と、科学的にも統計学的にも周知されつつあります。
私も多くの経営者と関わり、「運には逆らえないんだな」と痛感しています。
運命の分かれ道は、自我(エゴ・私利私欲)のコントロールができるかどうかにかかってくると思います。
自分の考えに固執していないか?執着していないか?
自我と上手に付き合えている経営者は、自分の喜びや願いと、全体性の喜びや願いが一致してきます。
「好機」や「天中殺」に則して行動することは、全体性の流れやタイミングに歩調を合わせていくことでもあります。
運命学は、古くから伝わる統計学です。自分のサイクルを事前に知っておくことで、体力・労力・精神力・時間・お金など エネルギーのロスが防げます。
天中殺には、心置きなく休めるようになった。好機が分かっているから、きちんとアクションできるようになった。大きなビジネスは〇年後にスタートさせようと計画が立てやすくなった。そんなお声をいただきます。
地図も持たずに、天気予報も見ずに、人生の大海原の旅を続けるのは危険だなと思います。
「好機」も「天中殺」も、一度知っておけば一生変わりません。一生活用できます。なるべく早いタイミングで知っておくことをおすすめします。
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