「できない」「おかしい」「人と違う」
怒られた。罵られた。恥かいた。
傷ついた。傷つけちゃった。悲しかった。
「できない」「おかしい」「人と違う」
周りの人たちにバレないように、隠して、抑えて、気をつけて…
直そうと、克服しようと、頑張って。努力して。
「できる私」「変わってない私」「みんなと一緒の私」を演じてきた。努力の甲斐あって、そこそこうまくできた。
でもふとした拍子に「本当の私」がバレた。本当は「できない」「おかしい」「人と違う」ことを知られてしまった。
すると相手が接し方を変えてきた。優しくしてきた。
私は腹が立った。ふざけやがって。バカにしやがって。私のこと「できない」と思って見下しやがって。
「私なんて」と拗ねて、卑屈になって、その優しさを蹴っ飛ばした。すると、優しくしてくれた人も離れて行った。
傷ついた。悲しかった。あぁ、やっぱり私は「できない」「おかしい」「人と違う」んだと思った。
頑張っても、努力しても、違う相手と また同じような出来事を繰り返した。
この無限ループの中で、ふと気づいた。
「できない」「おかしい」「人と違う」…そう、これは『違い(個性・才能)』であって、劣っているわけじゃないんだ!
劣っていると解釈したのは『私』だったんだ!
『私』の 「できない」「おかしい」「人と違う」を認められた時に、人は素直になれる。『違い(個性・才能)』を認められた時に、人からの優しさを心から「ありがとう」と受け取れる。もう誰かを羨む必要がなくなる。
誰かの『違い(個性・才能)』も認められる。優しくできる。理解し合える。赦し合える。
「できない」「おかしい」「人と違う」
『違い』は個性であって、才能であって、優劣じゃないんだ。
『私』の『違い』が活かせる場所が必ずある。『私』が認めていない、気づいていないだけで、すでにココがそういう場所かもよ。
なぜならば、『私』という存在が必要だからココに置かれたんだもの。
………という夢で、涙を流しながら目を覚ました今朝です。これは、過去の『私』だと思っている 今の『私』。
まだ時々 こんな夢に巻き込まれそうになるけど、これは夢だって もう気づいてるから、ちゃんとココに戻って来れます。
『私が』という夢から抜けて、素直に生きたら、ラクになれるよってお話でした。
この記事へのコメントはありません。