仕事をする目的を『お金』にするのは、もちろん悪いことではないですけど、『お金』だけを目的にすると、大切なものが見えなくなってしまうような気がします。
『お金』というのは、いろいろな思考や感情を投影しやすいものです。
お金の量が、自分の評価や能力のように感じてしまう。
お金の量が、安心の量になる。
お金の量で、お付き合いする人や、接し方が変わってしまう。
お金の量で、なにを選択するのか、自分の人生において大切な決断をしてしまう。
お金によって、自信が持てたり、傲慢になったり、人を見下したり、高揚したり、優越感に浸ったりする。
お金の量で、自分の心の状態がアップダウンしたり、幸福度が変わってしまう。
そうなると、自分の人生がお金に振り回され続けることになってしまいます。お金に縛られながら、生きていくことになります。
これはちょっと窮屈だし、味気ない生き方ではないでしょうか。
そうならないためには、『お金』と『自分』を同一視しないことがポイントです。
お金は道具です。道具は上手に使いこなしてこそ、より良いものを生み出します。道具に使われたり、道具に悩まされたり、道具に縛られたり、道具に振り回されるような人生にはしたくないですよね。
定期セッションでは、お金に対する思い込みや拒絶しているものを、丁寧に向き合っていきます。
『お金』との心の距離感をうまくとって、道具として上手に使っていきましょう。
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