『自分に対して良いイメージを持つ』『理想の未来を想像する』
「引き寄せ」のような考え方も一般化して、そのようなイメージや想像を積極的にしている人が多いかもしれません。
でもこれ、使い方を間違えると逆効果なのです。
イメージや想像だけして、いい気分になって、なにも行動をしないのは問題外です。これはただ、自分の不満をごまかしているだけです。
一番の逆効果は、「そうじゃない自分」を受け入れられなくなることです。
「良いイメージ」の中の自分は、きっと良い状態の自分でしょう。「理想の未来」の中の自分は、きっと理想的な自分でしょう。でもこれは、現実的にありえないことなのです。
この『自分』というのは『状態』であって、ご自分の中には いろいろな『自分』がいることを、皆さんよくご存知ですよね。
人を羨む自分。悲しんでいる自分。憤慨している自分。優越感に浸る自分。落ち込んでうちひしがれる自分。怠け者の自分。
そんな自分も『自分』なのです。
良いイメージの自分や、理想的な自分は、こんな『そうじゃない自分』を許せないでしょう。受け入れられないでしょう。目を背けたくなるでしょう。蓋をしたくなるでしょう。
そうなると、ますます自分を否定し、自己肯定感が下がり、自信がなくなっていきます。
良いイメージの自分が『執着』になるからです。
では、どうしたらよいか。
良いイメージを持ったり、理想の未来を想像してはいけないわけではありません。これは、頭の中(思考)の物語だと気づいておくこと。まずはこれが重要です。
そして、そうなりたいのであれば、そうなるために、現実的になにをすればよいのか?具体的にどうすればよいのか?を導き出して、実行していきます。
これをやるから引き寄せが起こるのであって、いい気分で家でゴロゴロしていても、なにも起こりません。疲れがとれるだけです。
そして本当に一番重要なことは、『そうじゃない自分』を認めていくことです。受け入れていくことです。
なぜその自分を否定的に見ているのでしょうか。なぜその自分に『ダメ』というレッテルを貼ったのでしょうか。
どんな自分も自分だし、貴重なリソース(資源)なんですよ。
今夜(7/5・月) 22時から、田村薫さんとClubhouseでおしゃべりします。この辺りを全て超越した先が『覚醒の意識に目覚めた状態』なのです。一度聴いただけでは、おそらく理解できないと思いますが、繰り返し聴くことで理解できてきます。
不定期で開催しておりますので、よかったらフォローしておいてください。
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