仕事が苦しくなる時

好きで始めた事業のはずなのに、いつの間にか苦しく感じていることってあります。

その苦しみの原因がなにかを探っておかないと、頑張れば頑張るほど、自分自身と乖離してしまいます。

40代 女性経営者のクライアントが、仕事やプライベートの充実っぷりを嬉しそうに報告してくださいました。その言葉の端々に、なんか違和感があって、率直に出してみました。

「なんか仕事に対して、ネガティブなものを持ってるような気がしたんだけど…どうですか?」と。

すると、日々の情報発信など、苦しくなる時があること。そして、仕事をしていると安心だけど、仕事をしていないと不安になることなどを話してくれました。

ここで、なにが?どんなところが?というところを掘り下げるのではなく、、、なんとなく、言葉にしなくてもいいから、この『苦しみ』を一緒に感じてみようと提案しました。

感じてみると、心と体がどんどん離れていってしまうような『悲しみ』が出てきました。クライアントも私も、自然と涙がこぼれました。「苦しいね、、、悲しいね、、、」と、そのまま、ありのままの気持ちを認めて、感じていきました。

すると、クライアントに変容が起こりました。

『仕事=世間の評価』に結びつけている自分に気づいたのです。

ずっと一人前として認めて欲しかった。そんな気持ちが『世間の評価』に繋がって、世間の評価がついてくるか、こないか?そんなところに囚われている自分に気づきました。

私は自分のことを大切にしていなかった、、、自分のことよりも、世間の評価に比重を置いていました。世間の評価がついてきてくれたら嬉しいけど、世間の評価のために仕事をするのは違う。私は自分が大切だし、自分が大切に思っていることを広めるために今の仕事をしているんだった。それに共感してもらえたら嬉しい!と。

これは本当に微妙な質感の変化ですが、クライアントにとっては180度世界観が変わったようなインパクトがあったようで、とてもスッキリされていました。

自分のことをジャッジして、大切にできていなかったらから、周囲の人に求めて、応えてくれないと憤慨していたことにも気づきました。

『自分が大切に思っていることを広める』

ここを明確に握れただけで、すべての仕事に関わるプロセスが楽しめるようになります。

心と体が一致し、輝きを取り戻した瞬間でした。

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