できない理由を語る時

「~~だからできない」「~~だから無理」
こんなふうにもっともらしく できない理由を語っている時、自分の内側に意識を向けてみると、エネルギーがどんどん小さくなっていっているような感じがします。

人間は、現状に不満があったとしても、安全領域から出たくないし、変わりたくない生き物です。

新しいことにチャレンジする時は必ずと言っていいほど、この もっともらしく できない理由を語る自分が出てきます。これ、なにが厄介かと言うと、ここにハマっている自分に なかなか気づけないのです。

昨日お会いしたクライアントが、まさにこの状態でした。新しい事業を始めるにあたって、もうひとつチャレンジの提案をしたところ、かなり抵抗をされました。

理由を伺ったところ、「~~と思われるのがイヤ」といったような未来の想像から来るものでした。

「それは、自分の内側から来る決断ではなくて、他者目線を意識しての決断ですよね」とフィードバックしました。やる・やらない よりも、他人の目を気にして、自分を縮めて決断をすることが、ご本人にとって不利益だと思ったからです。

できない理由を語っているクライアントは、語れば語るほど 自信がなくなり、弱気になり、エネルギーが縮小し、閉じていきます。

そこで、ちょっとしたイメージングワークをやっていただきました。

すると、、、出てきました!熱すぎるほどウザイ自分が!!自分が大好きな専門分野について、熱く熱く語る、エネルギッシュな自分が出て来ました。

「あぁ、これ、オレか~~~!」

クライアントは最初 戸惑いながらも、そんな自分を認めました。その熱い自分は、「恐れず行けーーー!!」「大丈夫だーーー!!」と叫んでいて、できない理由を語らせてもくれないというのです。

思わず二人で大笑いしました。

そんな自分に気づいて観念したように、もうひとつのチャレンジを「やります!」と力強く決意されました。

自分の内側からエネルギーがどんどん溢れて来るのを感じ、、、そうなったらもう止められません。

本当の自分は、大切なことになると、熱いんです!ウザイんです!エネルギッシュなんです!止まらないんです!

こんなふうに響いて生きていけたら、きっと世の中に良いエネルギーを循環できるでしょう。

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