ついに寅卯天中殺が明けました。寅卯天中殺は年と月の天中殺が続いていますので、2年2ヶ月、本当におつかれさまでした。
我欲を抑え、ひたすら耐え忍ぶ時間は、精神的にも肉体的にもしんどいし、長く感じますよね。
クライアントにおいても、人間関係のトラブル、事故、病気、離婚など、人生において様々な苦しい体験がありました。
これを ただただ、大変だった!苦しかった!で終わらせるのはもったいないです。
天中殺は悪い事が起きる恐ろしい期間ではありません。自分が今までやってきたことが返ってくる期間です。つまり、自身の偏りが強制的に修正されるのです。
人に頼ることができなかった人は、病気や怪我で、否応なしに人に頼らざるを得ない状況になる。
自分が我慢すれば丸く収まると 我慢し続けてきた人は、思わず爆発してしまう。
仕事 仕事で、家庭をないがしろにしてきた人は、子どもに問題が起きて向き合わされる。
相手の気持ちを考えられず、自分勝手に傲慢に行動してきた人は、人の痛みを知る出来事が起きる。
今まで「こうあるべきだ」「これが正しい」と信じてやってきたことが覆されるので、最中はしんどいです。でも、長い目で見たら、苦しかったけど あの経験があってよかったと思える日が来ます。
ただただ、大変だった!苦しかった!と不平不満で終わらせるのか。天中殺での学びに気づき、これからの生き方を修正していくのか。ここが人生の分かれ道です。
苦しい時は学ぶ時。是非この経験を学びにして、これからの糧にしていってくださいね。天中殺、本当におつかれさまでした。
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