『比較』は苦しみを生む

昨日は朝からホットヨガに行き、夕食の買い物をし、ランチをとり、洗濯物を干している時、風が本当に気持ちよくて心地よくて、涙がこぼれそうになりました。

風に頬や頭を撫でられているようで、本当に気持ちよくて、思わず笑みがこぼれるのです。

「豊かだなぁ…」

人生において、どれだけ こういう感覚を見逃して来ただろう…

豊かさに浸っていると、頭の片隅から、「こんなことしてていいの?もっと仕事しなきゃ!」という声が聞こえて来ました。こんなに気持ちよくて幸せなのに、なんでだろう?と内省し、深めてみました。

その正体は『比較』でした。

他の誰かとの比較ではなく、過去の自分との比較です。

過去、もっと仕事していた、もっと忙しくしていた、もっと一生懸命していた、そんな『頑張り癖』が強かった頃の自分と比較して、罪悪感のような、自分を責めるような、そんな気持ちが顔を出したのです。

その頃はそれで充実していたし、イキイキしていました。でも今の自分は、それを望んでいません。良い仕事をするためにも、むしろ積極的に余白の時間を作るように心掛けています。

過去の自分と今の自分は違うのに、同じ定義で測ろうとするのはナンセンスだなと思いました。

『比較』は苦しみを生みます。

自分の現在地を知るための比較は有効ですが、自分を責めるための比較は苦しみでしかありません。

今、したいこと。今、心地よいこと。今、好奇心が向くもの。今、心が響くもの。

過去を嘆いたり、未来を憂うのではなく、『今、この瞬間』を味わい続けていきたいものです。

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