『服断食』をしようと決めた話

『服断食』をしようと決めました。年内は洋服を買わずに過ごしてみます。

若い頃から、洋服が好き、オシャレが好き。シングルマザー&子育て真っ盛りの時は、抑制せざるを得なかったこともありますが…その反動もあってか、独立してからは仕事服でもあるワンピースを買いまくっていました。

コロナ禍もあり、出かけることも減り、なんだか今まで着ていた派手なワンピースを着るのが気恥ずかしくなって、断捨離しました。ザッと数えて、ワンピースだけで40着以上!何枚かはお友達に差し上げ、まるっとリサイクルショップに持って行きました。それなりのブランド服でも二束三文。はっきり言ってゴミです。私はゴミを買い漁って、大事にしまっておいたのかと思ったら、なんだか虚しくなりました。

これからは厳選して洋服を買おう!と決心した矢先に、ふと一枚注文したんです。またワンピースを。そしたらなんだか、イヤな気分になったのです。

洋服はまだある。充分ある。それなのにまだ買おうとする。こりゃ病気だなと。

キレイにしていたい。かわいくしていたい。洋服も自己表現。でも、必要以上に買うって、自己の心の隙間を埋めようとしているように思えるわけです。

なんだか自分の恥を晒すようで、本当にお恥ずかしい限りですが、更に自分の内面を深めてみたところ、『美しさへの執着』であり、コンプレックスの克服作業なのだと感じました。

今までの人生を振り返ってみると、自分が好きだと思って夢中に取り組んで来たことは、もしかしたらコンプレックスの克服作業だったのかもしれないと思うわけです。

速読を習得し、本を毎日一冊読み続けたこと。気になるセミナーを受けまくったこと。貪欲に学び続けたこと。これは自分の学歴コンプレックス、知識や能力の不足感に対する克服作業です。

独立し、ガツガツ仕事をやりまくったこと。お勤め時代では想像できない収入を得る経験をしたこと。これは自分の存在価値のコンプレックス、他者評価や承認、自己肯定の不足感に対する克服作業です。

もちろんその最中は、楽しく、充実していて、自分でも人様のお役にも立てたりして、本当に貴重で大切で必要なプロセスだったと思います。何者かになろうと、必死でなにかを追い求めて来たのです。

そして40代後半になり、だんだんと死や肉体の限界を感じ始めた今、この先の人生もコンプレックスの克服作業に充てていきたいか?と自分に問うてみると、答えはNo!なのです。

自分がしがみついてきたアイデンティティを手放す時が来たのかな、なんて感じています。美しくありたい、有能でありたい、価値ある存在でありたい…『自分』というものを確立しようと、いろいろと貼りつけてきたもの。

アイデンティティというものは、自分を勇気づけたり、自己信頼を高める、強力なツールでもあるけれど、時に自分を縛るものでもあります。

そんな窮屈さを感じ始めた 人生の後半、自分に貼りつけたアイデンティティというレッテルをごっそり剥がして、もっと身軽に自由に生きていこうと探究しているところです。

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コメント

    • ローザ
    • 2021年 9月 29日

    由香ちゃんのブログのファンです。
    毎回、私の腑に落ちる内容で、今回も気付かされました。
    私も、もっと身軽にもっと自由に生きていこうと思います。
    ありがとうございます。

      • 若林 由香
      • 2021年 9月 29日

      ローザさん、ブログ読んでくださって、ありがとうございます。
      なにか気付きに繋がったなら、嬉しく思います。もっと身軽にもっと自由に生きていきたいですね~(*^^*)

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