｢なぜか最近 悪い事ばかり起こるんです｣とご相談をいただきました。

取引先ともめた
親が病気になった
夫婦仲が悪化した
体調を崩した
追突された

なぜか思うように事が進まないというクライアント、運勢を確認したら案の定『寅卯天中殺』でした。

『天中殺』と言うと、恐ろしい事が起こると思ってらっしゃる方が多いです。確かに一見すると、悪い事・恐ろしい事が起きています。

しかし それは、｢自分にとって必要な事｣なのです。

天中殺は今の自分にとって、一番弱いところに出ます。つまり、これまでの自分の生き方の偏りに気づくために事が起きています。

人間関係に出たのなら、いつも周りに気を使いすぎて、自分をないがしろにして我慢ばかりしてきたのかもしれません。

身体に出たのなら、無理なスケジューリングや仕事を詰め込みすぎて、身体に負担をかけてきたのかもしれません。

親やパートナーシップに出たのなら、仕事を獲りに行くことばかりに気をとられ、家庭を顧みてなかったのかもしれません。

それが起きた意味に気づき、生き方を見直す時なのです。

それを受け止めずに悪あがきをしたり、強引に事を進めようとすると、どんどん深みにはまっていきます。

なんとかしようと、更に投資をしたり、他の事業に手を出したり、裁判で闘ったり、やればやるほど大コケし、取り返しのつかない状況になります。

確かに悪い事・恐ろしい事が起きています。でも長い人生から見ると、｢あの出来事があったから軌道修正ができた｣｢あのまま突き進んでいたら、大切なものを失っていた｣と後に思うでしょう。

ある意味 自分が守られているから、立ち止まり、気づき、見直すように仕向けてくれているのです。

そうは言っても、事の最中はとてもつらいですよね。天中殺は人それぞれ今回のテーマが決まっています。運勢を見ればどんなテーマで起こるのか、おおよその予想や心構えができます。

事前に分かっていれば、回避したり、深みにはまらない行動がとれます。そもそも自分の生き方の偏りに気づき、見直しができていれば、事は起こりません。答が解れば、問題は問題でなくなるのです。

ちなみに、天中殺は12年に2年間、12ヶ月に2ヶ月間、12日に2日間の周期でやってきます。