なぜあの人は『頑固』なのか?

『頑固』と一口に言っても、要因は様々です。周囲に迎合せず自分の思いを貫くことも大切ですが、時として衝突を招いたり、協調性に欠いてしまうこともあります。

今回、お子さんへの関わり方についてご相談いただき、運命学を用いて才能や資質をお伝えしました。

クライアント社長 ご自身も『頑固』な資質を持っておられることは自覚されています。同じ資質や思いから お子さんたちも頑固になっているのか!?と思いきや、まったく違う資質でした。

社長ご自身は『貫索星(かんさくせい)』という星を持っておられます。貫索星が頑固になる理由は、決めたことは最後までやり抜きたい!という思いです。そして、最初から最後まで 自分一人でやりたい、マイペースに進めたいタイプです。だから、周りからあれこれ口出しされたり、指図されたりすると、『頑固』になってしまいます。このタイプの打開策は、柔軟性を身につけることです。

一人目のお子さんは『牽牛星(けんぎゅうせい)』をお持ちでした。牽牛星が頑固になる理由は、プライドが傷つけられたくないという思いです。コケにされたり、恥をかいたりするのが絶対に嫌なので、そのような扱いを受けると『頑固』になってしまいます。逆にこのプライドをくすぐってあげると、モチベーションが高まります。このタイプの打開策は、失敗は恥ではないと知ることです。

二人目のお子さんは『牽牛星(けんぎゅうせい)』にプラスして、『玉堂星(ぎょくどうせい)』をお持ちでした。牽牛星のプライドに加えて、玉堂星が頑固になる理由は、理屈が納得できない時です。「こうするといいよ」とアドバイスを受けても、それがなぜいいのか?が納得できないと『頑固』になってしまいます。本人が納得できるまで、理由や仕組みをきちんと説明してあげることで、行動に移すことができます。このタイプの打開策は まずやってみよう!何事もやってみないとわからないと知ることです。

(他の星との組み合わせでも変わってきますので、ご参考までに)

関わり方、意識するとよい事、向いている勉強方法などお伝えしたところ、確かにー!と納得されていました。

これは、相手を操るためではなく、理解して、せっかく持っている才能を潰してしまわないように使っていただきたいのです。

お子さんはもちろん、採用や人事、事業承継、ビジネスパートナーや参謀の選出など、様々なかたちでお役立ていただいております。

自分を知り、相手を知り、お互いを理解し尊重すること、潤滑な人間関係において大切なことですね。

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