先日 高校一年生を対象に進路講話の授業に登壇させていただきました。
受講してくださった生徒さんから ご感想が届きましたので、抜粋してご紹介します。
・何事も悪い方向に考えてしまうことが多く、悩んでしまっていたが、それが自分にとって必要な体験になるのだとわかりました。これから自分が自分にさせてあげたい体験をして、他人と影響しあいながら生きて行きたいと思います。(Hさん)
・毎日毎日 上手くいかない日が続き、「自分はどうしてこんなふうなのか。どうしてもっと…」と責めてしまうことが多かったです。お話を聞いて、心が軽くなりました。自分のジャッジのせいで上手くいかなかったのかもしれないと気づきました。自分の欠けているところばかりに目を向けていることにも気づかされました。自分を認めて理解していくことが恐かったこと、否定ばかりしていたこと。日々肯定しながら自分を抑えなくてもいいと考えたことは一度もありませんでした。思いきって前に進み、一つ一つ大切に向き合うことで、個性が才能に変わり成長するんだと、心がスッキリしました。自分を否定し続けていた自分には、先生の言葉や詩が支えとなりました。ありがとうございます。(Tさん)
・才能を自分自身では見つけることが難しいですが、見つけ出すためにも、失敗も成功もすべて体験として向き合っていきたいと思いました。だから、何事も恐れず、どんどん自分を生かせる場所や世界に踏み出して行きたいです。まず「自分がどんな人間か」「何が好きで得意なのか」「何をして生きていきたいのか」自己理解をしていきたいです。(Oさん)
・私は自分に対して厳しくなってしまい、しょっちゅう自分を追い込んでしまいます。これから少しずつ自分のありのままの状態を受け入れて、前向きに生きていこうと思いました。自分の興味のあることなど、失敗を恐れずに挑戦する心を大切にしていこうと思いました。自分らしさを受け入れて、自分を大切にしていきたいです。(Mさん)
・私には運動神経が悪かったり、見た目のコンプレックスもたくさんあるけれど、それは私の個性だと捉えることができました。良い悪いのジャッジをしているのは自分自身で、そのジャッジが自分を苦しめているから、すべてまとめて見てみようと思います。自分には無理とか、時間がないとか思わずに、やってみよう、挑戦しようと思いました。自分の生まれながらに持っているもの全てを個性だと思って、力強く生きていきたいです。(Yさん)
私が高校生の頃、これを知っていたら…これに気づいていたら…
もっと生きやすかったのに。もっとのびのびと自由にできたのに。もっとチャレンジできたのに。そんなふうに思っていることをお話ししました。
多感な時期、たくさんの葛藤があると思いますが、この葛藤こそが人間としての器や体験を拡げていきます。そして、自分の人生において全うしていきたいこと、表現していきたいことに繋がっていきます。仕事や生き方の種になっていきます。
自分のことを、良いも悪いもなくフラットに肯定的に捉えることができると、『在り方』が整います。なにがあっても大丈夫な自分という『自己信頼』になります。
なにがあっても大丈夫な自分だったら、いったいなにをしたいだろう?自分にどんな体験をさせてあげたいだろう?是非それを叶えてあげて欲しいです。
可能性いっぱいの高校一年生、自由にのびのびと、人生を楽しんでいっていただきたいです。
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