兵庫県姫路市手柄山にて『太平洋戦全国空爆犠牲者 追悼平和祈念式』に参列しました。
戦争体験の語り部をされている方のお話を伺い、とても胸が痛みました。まだ6歳の頃、同じ年頃の丸焦げになったご遺体と目が合い、「生きなくてはいけない!」と力を貰ったこと。お母さんを葬るのが辛すぎて、同じ苦しみを味わわせまいと、独身を貫いたこと。60歳ぐらいまで、うまく言葉が発せられなかったこと。
終戦から77年経った今でも、まだ癒えない深い悲しみが、人生に大きな影響を及ぼしているのを感じ、どうか心穏やかに幸せに元気で長生きしていただきたいと願いました。
こうしたたくさんの犠牲になられた先人のおかげで、今の私たちは平和や豊かさを享受できていると思うと、感謝と敬意はもちろん、一人一人が平和に豊かに幸せに生きることが責務のように感じました。
自分が幸せじゃないと、周りの人を幸せにすることはできません。自分を大切にしていないと、周りの人を本当の意味で大切にすることはできません。自分と向き合い、探求し続けることは、自分への責任であり、世の中の平和と癒しになると思います。私も自分の役割を通じて、自分と世の中に貢献していきたいと改めて感じました。
慰霊塔は、剣を地中に突き刺した形で「もう戦争はしない・戦争という名の剣は二度と抜かない」という不戦の誓いを表現しているそうです。
恒久平和を願い、尽力していきたいです。
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