すべて愛から生まれている

48回目のお誕生日でした。

まず母に「丈夫な身体に生んでくれて ありがとう」とLINEをしました。

そしてこの日は、結婚記念日でもあります。11回目だと思っていたら、12回目でした。

ハンバーグと前日の残りの ふろふき大根、二人で選んだケーキを食べ、冗談まじりに感謝の気持ちを伝えました。

結婚して数年前までは、大好きな気持ちと大嫌いな気持ちがシーソーしていました。優しい時もあれば、腹が立つ時もある。「いつか絶対に別れてやる!」と思ったことも数回あります。

しかし、私の中で一瞥体験が起こってから、本当に穏やかな関係が築けています。ケンカになることがまったくなくなりました。それは、思考のネガティブな意味づけに巻き込まれそうになると、気がついて、今に戻って来れるようになったからなのです。

以前は夫によく怒られていました。「何回言ったらわかるんだ!」「いい加減に直せ!」「努力しろ!」「頭がおかしい!」、、、ハッキリ言って、モラハラです。

でも、なぜ夫をそんなふうにさせていたのか?今なら理由が解ります。それは私が夫からの愛をきちんと受け取っていなかったからです。受け取らないどころか、蹴っ飛ばしていたんです。

例えばですが…

仕事に集中すると、他のことが入って来ない私に「やることが遅い!」「〇時に出かけるって言ったじゃん!」「なんで今それやるんだよ!」と夫から言われます。

私の中には「うるさい!」「すぐダメ出しする!」「私を監視してる!」「自分の言いなりにさせようとしてる!」「私だって一生懸命やってるのに!」という感情が湧きあがります。そして反抗的な振る舞いをしてしまうわけです。

夫からの言葉を、否定・支配・コントロールされるという『意味づけ』を瞬時にしていたのです。なぜそんな『意味づけ』をしていたのか?それは自分の心の傷が疼くからです。自分のダメな部分を否定されている!と解釈して、蹴っ飛ばしていたのです。でもそもそも、「ダメな部分」と判断しているのは、自分なのです。

その『意味づけ』を外して、事象をありのまま見ると、ただ夫が「出かけたいと言ってた時間が来たよ」と私に教えてくれているだけなのです。むしろ、私が困らないように、私が気づいていない部分をフォローしようとしてくれていたのです。

それが腑に落ちたら、夫のすべての言動が、私への愛であったと受け取れるようになりました。

夫だけではなく、両親や友人、すべての人の言動が、『愛から生まれている』ということに気づいたのです。

私たちは常に『意味づけ』をし、評価判断をして、ジャッジをして、感情的になります。でもそれは、自分の頭の中で繰り広げられている思考の物語なのです。

思考の物語は、事実ではありません。でも事実だと思い込んで振る舞うので、人間関係のトラブルへと発展していきます。

この仕組みを理解し、思考のネガティブな『意味づけ』に巻き込まれそうになっても、それに気づいて、ありのままそのままにすべてを見る。自分のことも、相手のことも、事象も、ありのままに見たら、常にフラットなのです。

この筋力を鍛えて実践できるようになると、人生が劇的に変化していきます。

2021年12月9日(火) 20時から

このエッセンスをギュッとまとめたイントロダクションセミナーを 田村 薫先生と共同開催します。気になったら、覗いてみてくださいね。

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