初セッションの40代女性クライアントから、「できない自分をありのまま認めようと言うけれど、どうしたらいいのか分かりません」と相談を受けました。
自分のことを大事にしていないと思う。自分自身に求めているものが厳しい。振り返ってみると、20代の頃から悩みが変わってない。そんな自分を「残念!」と評価していました。
心理学的に見ると、自分が自分をどのように扱っているかが、他者からどう扱われるかとリンクしてきます。
クライアントの算命学には、「人から可愛がってもらう」という才能があるのに、これをまったく活用していないように見えました。
クライアントのお話を伺っていて、クライアントが大切に大切にしている物があることがわかりました。私は「ご自身がその物だと想像したら、どんな気分ですか?どんなふうに振る舞いますか?」と質問しました。すると、クライアントはハッ!と気づいて、これから自分をその物のように扱うと決めました。
翌日、こんなメッセージをいただきました。
…………………
由香さん、昨日はありがとうございました!
あれから、「わたしは〇〇♫」というノリで仕事に向かったら、周りから責められるようなことは起こらず、とてもいい感じで過ごせました。
いつもは、「何かしでかすと何か言われる」という緊張感でちょっと居心地がよくなかったのです。
まず、それがないので落ち着いてちょっとゆっくりめに動くことができたので、間違ったりすることもなく、いい循環でした。
心の中で、「わたしは〇〇〜♫」という謎の替え歌が回っていて、笑顔度も普段の120%強になりました。
そして帰りには、今までなかったのに△□駅で20代ハーフの男性、次にはおじさまでしたがナンパされるという不思議!
そうか、一部の男性にはありなんだね!?というちょっと自信になりました。
「〇〇の私」でいると、脳内お花畑で楽しく、体の力がいい意味でほどけて優しくいられます。
次回もよろしくお願いします!
………………
「まだダメ!」「もっと頑張れ!」「もっと努力しろ!」「なんでできないの!?」「残念!」
自分自身にそんな言葉をかけ続けていたら、萎縮して、自信なんてなくなってしまいます。そして周りの人からも、そのように扱われます。
クライアントの在り方が変わったので、周りからの扱いも、見えている現実も、ガラッと変わりました。
これができるから、なにかを持っているから、実績があるから自信が持てるのではありません。自分のありのままを認め、そんな自分を信じられるから、その証拠となるような現実が どんどん集まってくるのです。
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